ヤマハ エフェクターカタログ 1980
表紙です。エフェクターを模した、小型サイズの版になっています。
システムボードへの装着、ノイズが少ないメカニカルスイッチなど、新機軸を打ち出しています。メカニカルスイッチというものの、off時も入力部のバッファーを通った信号が出力されるため、所謂トゥルーバイパスではありません。
フェイザーPH-01。モジュレーション系のエフェクトが先に紹介されています。歪み系のエフェクトが重視される現在とは対照的です。
コーラスCH-01
フランジャーFL-01
アナログディレイAD-10
オクターバーOC-01
ディストーションDI-01
トーンブースターTB-01。シェルビングタイプのいわゆるトーンコントローラー+ブースターのようです。
パラメトリックイコライザーPE-01
ミニペダルMP-01。ボリュームペダルだけとしてではなく、専用のシステムボードにマウントすると、パライコ、フランジャー、ディレイのコントロールが出来るようになるようになっています。
コンプレッサーCO-01
リミッターLI-01 コンパクトタイプのリミッターとしては最初期のものではないでしょうか。
ノイズゲートNG-01
ラインセレクターLS-01
エフェクターを7個までマウントできるシステムボード、SB-100
エフェクターを11個までマウントできるシステムボード、SB-200。このようなシステムは当時各社から発売されましたが、メジャーになることはありませんでした。これらのシステムは、全て同一のメーカーのエフェクターでないと装着できないという大前提があり、さまざまなメーカーのエフェクターを接続して使用するユーザーとしては使いにくかったのでしょう。
SB-200の詳細。
エフェクターシステムの組み立て方・考え方と称して、エフェクターの接続順序などを解説しています。
前頁の続き。
システムボードへのマウント方法が紹介されています。
使用ユーザーのセッティングを紹介。小林克己氏、森園勝敏氏。
引き続き、山岸潤史氏、山本恭司氏。
引き続き、和田アキラ氏、渡辺健氏。
カタログスペックの読み方の説明。
全エフェクターインデックス。
裏表紙もエフェクターを模したデザイン。昭和55年11月1日との記載。