コルグ キーボードカタログ 1980
PS-3300のパネルクローズアップ写真が表紙です。
使用アーティストとして、キース・エマーソンが紹介されています。
フラッグシップモデル、PS-3300です。パラフォニック方式のオシレーターを使用して48鍵フルポリフォニックを実現し、しかもそれを3系統搭載しています。
PS-3200 16個までのプリセットが可能な、フルポリフォニックシンセサイザーです。
ポリシンセPS-3100と、PSシリーズ用アクセサリー。
リニューアルモデルも出たオルガン、CX-3が登場しています。専用スタンドがレトロな感じ。
ポリフォニックシンセサイザーにストリングスが一体化。となっていますが、ここで言うポリフォニックシンセサイザーとは、方形波の分周と、その加算による音源のことを指しています。VCO、VCF、VCAからなるいわゆるシンセサイザーとは違います。
タブレットスイッチでトーンを選択できる、プリセットタイプのポリフォニックキーボード KORG ⊿(ラムダ)。
プリセットタイプのモノフォニックシンセサイザー KORG Σ(シグマ)と、M-500SP、800DV、770、PE-2000、PE-1000。
ギター・シンセ X-911。要はF/Vコンバーターを内蔵して、ギターなどの楽器用に特化したモノフォニックシンセサイザーですね。
ここでやっとMS-20、MS-10の登場です。このころは既に新機種ではなくなっています。
ボコーダーVC-10と、シンセサイザー用周辺機器 MS-04、MS-03、MS-02、MS-01。
アクセサリー類。
アナログディレイ SD-400、SD-200と、テープエコー SE-500、SE-300。
リズムマシン KR-55、KR-33、MP-120W、MP-120P、MP-7、MP-45、MP-35、MP-J、およびエコー付きボーカル用ミキサーアンプEM-570とスピーカーSP-2035。
チューナー WT-12、GT-6、リズムトレーナーRT-10、電子音叉 KORG QUARTZ、和楽器用チューナー WT-13 "調べ"。
昭和55年3月との記載。
価格表は別紙になっています。PS-3300が120万円、MS-20は9.8万円、MS-10は5.35万円となっています。昭和55年8月との記載。