コルグ キーボードカタログ 1981
表紙です。MONO/POLYですね。
使用アーティストとして、キース・エマーソンとリック・ウェイクマンが紹介されています。
PS-3300とPS-3100はカタログから落ちて、PS-3200がカタログのトップを飾っています。
8ボイスのシンセ+ストリングス+ブラスという、ちょっと変わった構成のキーボード、トライデント。キースプリットで各パートを出すことができるようになっており、セパレートアウトも装備しています。
ご存知、ポリシックスが新機種として登場しています。MIDI非搭載です(規格ができてないんだから当たり前ですが)。
ポリフォニックとしても使用可能な4VCOモデル、MONO/POLY。VCA、VCFが1基ずつなので普通のポリシンセとしては使いづらかったと思われますが、なんといっても4VCO。モノシンセとしてみれば複雑なクロスモジュレーションサウンドを生み出せる構成になっています。
ギリシャ文字シリーズ、デルタとラムダ。デルタは方形波加算方式シンセサイザーとストリングスのコンボ、ラムダはタブレットで音色を選択・合成できるポリフォニックキーボードです。
シグマはタブレットスイッチでトーンを選択できる、プリセットタイプのモノフォニックシンセ、M-500SPはプリセットタイプのモノシンセ、ご存知MS-20はパッチ可能なモノシンセです。
MSシリーズが続きます。MS-10、MS-50、SQ-10、MS-01、MS-02、MS-03、MS-04。加えてボコーダーVC-10。
グライコ内蔵のエレピ、LP-10。タッチレスポンスは装備していません。
ドローバー方式のオルガン、BX-3とCX-3。CX-3の後に出たBX-3は、CX-3をそのまま2段積んだような形になっていて、ハモンドのB-3により近い形になっています。
ギターシンセX-911と、アナログディレイ SD-400、SD-200、テープディレイ SE-500、SE-300
リズムマシン KR-55、KR-33、ボーカルアンプEM-570とアクセサリー類
チューナー MICRO SIX、GT-6、WT-12
5611という表記から、昭和56年11月のものと判断しました。