コルグ キーボードカタログ 1985
薄手の紙を使ったカタログです。
使用アーティスト一覧。以前に比べて格段に増えています。
DSS-1の発売予告
SG-1の発売予告
DW-8000が登場しています。音源にDWGS方式を採用したシンセです。後のコルグのシンセのプリセットに「DWGS」の名前が付いたものがありますが、それはこの音源を指しているのでしょう。
DW-8000の音源部分と言えるEX-8000と、メモリーエキスパンダーMEX-8000。またDWGSシンセの初代モデルであるDW-6000もあります。
POLY-800IIの登場。POLY-800との違いは、デジタルディレイと、イコライザーの搭載。POLY-800とは違って落ち着いた色使いで、リバース鍵盤仕様は無いようです。
POLY-800と、拡張モジュールEX-800
ショルダーキーボードRK-100、ペダルキーボードMPK-130、PK-13、ベースユニットBPX-3、MIDIシンクロナイザー(DIN-MIDIのシンクと、テープシンクロナイザー機能内蔵)KMS-30、MIDIスルーボックスKMT-60
QUICK DISKを媒体に使用したシーケンサーSQD-1が登場しています。DDM-110とDDM-220のPCMドラムマシンコンビも健在。
シーケンサー部を持たない、ドラム音源ユニットMR-16が登場しています。KR-55Bがまだ残っていますね。アナログリズムマシンの需要がまだあったということでしょうか。また、バッキングシステムPSS-50も掲載されています。
デジタル・ボイス・プロセッサーDVP-1。デジタルボコーダー機能や、ハーモナイザー機能を備えています。
デジタル・ディレイSDD-2000が新登場しています。サンプリング機能付き。低価格デジタルディレイSDD-1000。また、スプリングリバーブにゲートを組み合わせたGR-1も登場しています。当時流行していたゲートリバーブを、低価格で実現しようとした結果でしょう。
モニタースピーカーSM-75とPM-30、MM-25。また、コンパクトな6chミキサーKMX-62。
コンパクトエフェクターシリーズ。1980年頃に出たYAMAHAの製品のマイナーチェンジ版のようです。80年代半ば、KORGはYAMAHAの資本参加を受けていますので、その影響かと思われます。OVD-1、DST-1、CHR-1、FLG-1、 PEQ-1、 TNB-1、DST-3、CMP-1、PHS-1、OCT-1、LIM-1、NGT-1。
チューナー各種と、リズム・プログラマーRP-100、MIDIコンパクトシーケンサーMP-100、コードを表示してくれる機能を持った3機種、CPK-01、CPG-01、CPS-01。
アクセサリー各種
グッズや季刊誌の紹介等
昭和60年10月との記載。