楽器カタログの世界

ローランド 1979 Vol.5

ローランド 総合カタログ Vol.5 1979

総合カタログVol.5

おなじみMC-8です。使用ICとして、CPU8080A、PROM5KB、RAM16KBと示されています。Vol.3カタログではRAM4KB(標準)だったのですが、レビジョンアップで仕様が変わったのでしょうか。ローランド・スタジオ・システムという3Uのラックエフェクターシリーズ。このシリーズも、ダイオードに至るまで使用半導体の数が記してあります。RV-800 ステレオ・スプリング・リバーブ, GE-820, GE-810 グライコ, PH-830 ステレオ・フェイザー。

SYSTEM700とSYSTEM100

SYSTEM100M (191J, 190, 181, 110, 112, 121, 130)

SYSTEM100Mの各モジュール紹介に続いて、ボコーダーVP-330。スイッチがタブレット方式の前期型です。

パラフォニック方式ストリングス・シンセサイザーRS-505と、オルガンとストリングスをドッキングさせたRS-09。RS-09のスイッチも、タブレットタイプの前期型です。

プログラマブルシンセ2機種、4音ポリのJUPITER-4と、モノフォニックのPROMARS。

低価格モノシンセ2機種、SH-2とSH-09

デジタルシーケンサーCSQ-100。アナログシーケンサーを遥かに凌ぐ記憶容量で、しかも低価格。引き続き、SH-7、SH-5、SH-3A、SH-2000、SH-1000の各モノフォニックシンセ。

コンボ・オルガンVK-9とVK-6

コンボ・オルガンVK-1。ボタンにLED表示タイプが使われるなど、デザイン面での新しさが見られます。REVOサウンドシステム、MP-600、MP-700のコンボピアノ。

ROLAND RACKシリーズが登場しています。ギタープリアンプSIP-300、ベースプリアンプSIP-301、ステレオパワーアンプSPA-240とSPA-120。

P/Vシンセ(F/Vコンバーター内蔵シンセ)SPV-355、ボコーダーSVC-350、フランジャーSBF-325とディメンジョンSDD-320。

JCシリーズのギターアンプ。スタックタイプのJC-200、JC-120A、JC-60A、JC-160、JC-120、JC-60、JC-50。

GAシリーズのギターアンプ。GA-120R&P、GA-60R&P、GA-120、GA-60、GA-50、GA-40、GA-30、GA-20、GA-15。

バックロードホーンタイプのベースアンプ SB-200、SB-100 と、コンボタイプベースアンプ GB-50R&P、GB-50、GB-30。

小型ギター/ベースアンプ CUBE-60BASS、CUBE-60、CUBE-40、CUBE-20シリーズと、真空管アンプBOLT-60、BOLT-30。

テープエコーRE-301、RE-201、RE-150、RE-101と、BBDエコーDC-20、DC-30、スプリングリバーブRV-100。

PAシステムVX-120A、VX-55、VX-66、VX-44。

PAミキサーPA-150、PA-80と、PAスピーカー PS-120、PS-80、PS-60、PS-40、PS-30、PS-20。

CR-78とCR-68が登場しています。CR-78は、初めてリズムパターンを入力できるようになった機種として有名です。その他、TR-66、TR-700。

BOSSブランドでDr.Rhythm DR-55がデビューしています。他に、チューナーTU-120、TU-60、DB-33、MA-5、ローランドブランドのエフェクター AP-2、AF-60、AS-1、AG-5。

BOSSブランドのミキサー KM-60、KM-40、KM-6A、KM-6B、KM-4、KM-2、グライコGE-10、パラレルジャックJ-5。

BOSSのコンパクトエフェクター ノイズゲートNF-1、コンプレッサー CS-1、スペクトラム SP-1、フェイザー PH-1、ディストーション DS-1、オーバードライブ OD-1、タッチワウ(オートワウ)TW-1、グライコ GE-6、スローギア SG-1、コーラス CE-1、CE-2、フランジャーBF-1、ドライバー DB-5、ディレイ DM-1。ペダルワウPW-1とディストーションPD-1がデビューしています。

1979年12月現在のものとの記載

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