セイコー キーボードカタログ 1983
表紙。SEIKO初のシンセサイザーとなるDS202、DS101を中核としたシステム。単発で消えるかと思いきや、1985年にはDS205という後継機種が発表されています。
倍音加算型デジタル音源を搭載していることが特徴。シンセサイザーユニット(DS-310)と、シーケンサーユニット(DS-320)でシステムアップできるようになっています。
液晶を多用しています。さすがSEIKO。DS-202はプリセットトーンのみで、リズムマシンや自動伴奏機能を搭載しており、シンセというより、ホームキーボードに近い構成です。
シンセサイザーユニットDS-310と、シーケンサーユニットDS-320。DS-310は倍音加算によるシンセサイズが可能です。メモリーは4つまで。DS-320は、4声まで入力可能と書いてありますが、記憶容量の記載がありません。
スタジオに鎮座するシステムの図。
DS-202から自動伴奏機能などを外した DS-101。昭和58年10月現在のものとの記載。
服部セイコー特殊機器部・・・兵器でも開発してそうな部署名ですね。