ヤマハ キーボードカタログ 1979
表紙です。ニューウェーブの時代の到来を告げています。カタログのサイズはA4よりやや大きい正方形に近い形になっています。
エレクトリック・グランドの説明。この時期、いかにYAMAHAがエレクトリック・グランドを売り物にしていたかがわかります。
エレクトリック・グランド CP-80とCP-70B
電子式ピアノ、CP-30とCP-20、新機種のCP-10。CP-10は、タッチレスポンスを備えていません。
Arturiaでソフトシンセ化されているCS-80。パラメーターの数だけボリュームを準備するという力技を使って、4つのユーザー音色を記憶することができます。
ポリフォニックシンセCS-60とCS-50。CS-60もユーザー音色をメモリーできますが、1つだけです。CS-50はメモリー機能がありません。キーボードスクールの宣伝が入っています。
新機種、デュオフォニック(2音ポリ)のCS-40Mと、モノフォニックのCS-20M。両機種ともメモリー可能。ピッチベンダーとモジュレーションホイールが、やっと一般的な仕様のものになります。
CS-30とCS-30L。CS-30LはCS-30に似ていますが、アナログシーケンサーを装備していない点と、エンベロープジェネレーターのパッチングをLED表示できるようになっている点で異なります。
新機種モノフォニックシンセサイザー CS-15Dが登場しています。プリセット+通常のシンセという構成で、この機種も標準的なピッチベンダーとモジュレーションホイールを装備。続いてCS-15、CS-10。
低価格モノシンセCS-5、ストリングスアンサンブルSS-30に続いて、新機種SK-10が登場しています。これは、オルガン、ストリングス、ブラスのプリセットトーンをミックスして使用する、いわゆるアンサンブルキーボードです。
コンボオルガンの各機種。YC-45D、YC-30、YC-25D、YC-20、YC-10。
ミキサー PM-170、PM-180、 PM-210、 PM-430、 アナログディレイ E1005、 E1010、キーボードアンプ A4115H, ロータリースピーカー RA-70。あこがれのキーボード四方固め。
(昭和)54年12月1日現在との記載。