楽器カタログの世界

ヤマハ 1985

ヤマハ キーボードカタログ 1985

表紙です。薄い紙を使っているので、裏が透けてみえます。

以前のような、キーボードでプレーヤーの周りを取り囲むようなディスプレイはしなくなりました。MIDIを使ったスタジオの黎明期のような感じです。

怪物FMシンセDX1を筆頭に、おなじみのDX7、DX9。DX5が登場しています。

FMシンセシスの説明が詳しくされています。カタログにこれだけ音作りの説明のページを割くということから、いかにFMシンセシスが新しい方式であったかということがわかります。

FMシンセシスの説明の続き。ここではアルゴリズムについて説明しています。

DX1、DX7、DX9のスペックに続いて、DX7用のROMカートリッジ。エディットの難しさから、DX7は多数の市販ROM音色カートリッジを生み出しました。シンセのデータを売るという考えの始まりは、このへんにありそうです。引き続きリモートキーボードのKX5、KX1。MIDIが導入されたことで、リモートキーボードもスマートになりました。

マスターキーボードKX88。マスターキーボードの始祖もこのへんでしょう。

PCMリズムマシンRX11とRX15。

MSXのコンピューターを独自に拡張して、音楽用のコンピューターとして使えるようにしたのがCX5F、CX5。

高級シーケンサーQX1と、7シリーズの名前を冠されたQX7。

MIDIが開発されたことで、音源モジュールという考え方が生まれました。TX816は、DX7を8台分装備したのにあたるという豪華なユニットです。他に、DX7の音源部を取り出したTX7など。

エレクトリックグランドは、グライコを装備したDシリーズが登場。CP80DとCP70D。

FM音源のピアノ、PF15、PF12、PF10。PF15は88鍵ウェイテッド鍵盤、PF12は76鍵ウェイテッド鍵盤、PF10は76鍵ノンウェイテッド鍵盤。私はPF12を所持していた時期があります。エレピ系の音はさすがFM音源という感じでしたが、アコースティック系はイマイチだったと記憶しています。コーラスは搭載していましたが、トレモロも搭載して欲しかった。いずれの機種もMIDIは非搭載です。続いてローコストピアノ、CP7。

各種アクセサリーに続いて、4トラックカセットデッキMT44DとミキサーRM602。TASCAMなどのように一体化させていないところが独特です。続いて、キーボードアンプとエフェクター。

1985年2月作成との記載。

To Page Top